抗酸化作用におすすめのハーブ一覧
ゴボウ

ゴボウ(学名 Arctium lappa)はキク科の根菜で、日本やアジアを中心に食用および薬用に利用されてきた植物です。その根には水溶性食物繊維イヌリンやポリフェノール類を豊富に含み、古来より利尿・発汗による解毒や皮膚疾患の治療など健康効果が期待されてきました。
レモングラス

レモングラスはインドや東南アジア原産のイネ科の多年草で、レモンに似た爽やかな香りを持つハーブです。高さ1~2メートルに成長する細長い葉と茎を持ち、料理の香味付けやハーブティー、精油として広く利用されています。伝統的に民間薬としても使用され、消化促進や発汗作用などが知られています。
レモンバーム

レモンバームはシソ科に属する多年草のハーブで、レモンのような爽やかな香りを持つ。南ヨーロッパ原産で世界各地に広く栽培され、古来より料理や伝統医療に利用されてきた。現在ではリラックス効果や健康効果で注目されている。
ローズヒップ

ローズヒップはバラ科バラ属(野バラ)の果実で、ビタミンCをはじめ豊富な栄養素を含むハーブです。特にビタミンC含有量が非常に高く、レモンやオレンジを遥かに上回ることから「ビタミンCの爆弾」とも呼ばれます。古くからハーブティーやシロップ、ジャムの材料として親しまれ、免疫支援や美容効果が期待できるとして利用されてきました。
エルダーフラワー

エルダーフラワーは、スイカズラ科に属する落葉低木セイヨウニワトコ (Sambucus nigra) の花部です。古くからハーブ療法で重宝され、幅広い効用から「庶民の薬箱」と呼ばれてきました。発汗や利尿を促す作用があり、発熱や鼻づまりなど風邪の症状を和らげる助けとなります。現在ではハーブティーやコーディアル(シロップ)として親しまれ、その有用性から健康食品や化粧品にも利用されています。
ミルクシスル

ミルクシスル(学名 Silybum marianum)は、キク科オオアザミ属の二年草で、紫色の花と葉脈に白いまだら模様をもつ大形のアザミです。地中海沿岸を原産とし、現在では世界各地に帰化しています。古くから肝臓を守る薬草として利用され、近年は健康補助食品(サプリメント)として広く用いられています。