抗炎症作用におすすめのハーブ一覧
ゴボウ

ゴボウ(学名 Arctium lappa)はキク科の根菜で、日本やアジアを中心に食用および薬用に利用されてきた植物です。その根には水溶性食物繊維イヌリンやポリフェノール類を豊富に含み、古来より利尿・発汗による解毒や皮膚疾患の治療など健康効果が期待されてきました。
エルダーフラワー

エルダーフラワーは、スイカズラ科に属する落葉低木セイヨウニワトコ (Sambucus nigra) の花部です。古くからハーブ療法で重宝され、幅広い効用から「庶民の薬箱」と呼ばれてきました。発汗や利尿を促す作用があり、発熱や鼻づまりなど風邪の症状を和らげる助けとなります。現在ではハーブティーやコーディアル(シロップ)として親しまれ、その有用性から健康食品や化粧品にも利用されています。
ネトル

ネトルはイラクサ科の多年草で、全草に細かな刺毛を持ち触れると皮膚を刺激することから「スティンギング(刺す)ネトル」とも呼ばれます。ヨーロッパやアジア、北米など世界に広く分布し、古くから食用や薬用に利用されてきました。栄養価が高く、乾燥させた葉はハーブティー(ネトルティー)として親しまれ、現代ではサプリメントにも加工されています。